口腔がん検診

口腔(こうくう)とは口の中のことで、口の中にできるがんを「口腔(こうくう)がん」といいます。

口腔がんは、舌、舌と歯肉の間、歯肉、などにできます。そのなかで最も多いのは舌にできる舌がんです。

口腔がんの発生は口の中が不衛生な人、虫歯や義歯など、また歯並びにより舌などに刺激を与えている人、熱い食べ物や辛い刺激物を好んで食べる人に多いようです。

口内炎がいつまでも治らない…。どこからかわからないが出血する…。口の中にしこりや腫れがある…。

舌、歯肉、頬の粘膜に赤いあるいは白い斑点がある…。などがある人は一度チェックした方がいいかもしれません。

また、口の中にできる白板症や扁平苔癬などは、癌を発生しやすい病変ととらえられていて、前癌病変あるいは前癌状態と呼ばれています。

※口の中は、鏡などを使えば自分で簡単に見ることができる場所です。

月に1回は口の中を観察し、口腔がんのセルフチェックをしてみましょう!

セルフチェックのポイントは、頬の内側、歯肉、舌などの色の変化(赤色や白色)やしこり等です。

舌の横や裏をチェック!

歯肉、頬内や唇の側の粘膜をチェック!よく見えるように唇をめくりましょう。

上あごは、首を少し後ろに傾けるなど、見やすい姿勢にしてチェック!

気になる症状があるときは、一度受診をお勧め致します。